アラフィフでハワイ大学への夢を叶えた!

中学3年生の時の夢は、留学

私は現在兼業でスピリチュアルライフコーチとして活動しています。
そのため、毎日自分自身を整える作業をしています。
その過程で自分の中にあった「学びたい」という気持ちに正直になり、
ハワイ州立大学システムの一部であるホノルルコミュニティカレッジで学ぶことを決めました。

心を決めて手続きを進めると、心の奥底から「夢を叶えた」というなんとも言えない喜びが湧き上がって来ました。自分でも驚いたことに、涙まで流しました。
改めて感じてみると、中学3年生の時からの夢だった「留学」を叶えた形となったためでした。
まぁ、学校に通う現在はハワイに住んでいるので「留学」ではありませんが、その当時の夢は「アメリカの大学に通う」でしたので、夢を叶えたのも同然という事になります。

大人が学び続ける選択肢は?

アメリカに移住した私が学びを続けるにあたり、考えられる選択肢は下記の通り。
1)自主学習
2)アダルトスクール
3)大学へ進学
4)コミュニテイカレッジへ進学

それでは、この選択肢を一つずつ検討していきたいと思います。

1)自主学習

英語スキルを高めるだけならTed Talksを使ったりするのも良いと思います。しかし私は何かを学びたかったので、これは却下。私はプレッシャーがないと学びを続けられないため、英語スキルを高めるだけであったとしても自主学習単体での学習は無理です。
そのため、補助として車を運転している時に聞いたりしている程度です。

2)アダルトスクール

英語が第一言語でない移民のために、アメリカ各州ではアダルトスクールが開かれています。
国際結婚をして労働許可証が下りるまでの時間は、働く事ができません。そのためその時間を利用して、アダルトスクールへ通う人が多いです。McKinley Community School for Adultはホノルルに位置して便利な場所にあります。私も労働許可証を待つ間に通いました。
このプログラムは移民に必要な英語教育を与える事が主旨です。私が通ったクラスは一番難しいクラスの次のクラスでしたが、優秀な方が多くとても楽しいクラスでした。

3)大学へ進学

大学へ進学するオプションとして、自分が住む地域にある大学か、あるいは別の州の大学へ進学か、それとも完全オンラインの大学へ進むかといった選択があります。
私は対面の授業による学習効果を感じていますので、完全オンラインの大学プログラムは自分の選択肢にありませんが、University of the Peopleという完全無料の大学があります。
この大学に関して働きながら1年通われたshisamaさんのブログをご紹介します。

別の州にある大学への進学ですが、引越しをするつもりはないのでこれまた選択肢から外れます。
引越しをする事ができる方の場合、州外の住民のままですと授業料が高くなる場合があります。(特に州立大学の場合)
私は働きながら通いたいため、ハワイ州内が選択肢となります。
また、コミュニティカレッジからの単位移行がスムーズで、かつ学びたい分野があるハワイ大学システムが私の選択となりました。

4)コミュニティカレッジ

コミュニティカレッジとは公立の2年制大学のことです。
もともとは地域住民のためにつくられたため「望めばだれでも学べる」というポリシーを掲げています。
そのため学費が安く入学難度も低いのが特徴。コミュニティ・カレッジの卒業後は、四年制大学に編入することもできます。
詳しくはコミュニティカレッジ・データベースにて詳しく紹介されています。

オアフ島では、カピオラニコミュニティカレッジが広く知られていますが、その分日本人も多いと聞きます。一方、私が入学を決めたホノルルコミュニティカレッジは、日本人知名度は低いです。

仕事場からの行き来が便利な為決めましたが、クラスメイトのほぼ全員がフルタイムやパートタイムで仕事をしていて、日本人は私を含め3名。内、日本からの留学生が1名でした。
他は中国人、タイ人、そしてフィリピン人といった内訳で、フィリピン人のクラスメイトは皆英語がペラペラでした。

学費

1年フルタイムで学生という条件で、2022−2023年の年間学費を比較してみます。
シャミネード大学  $26,800
ハワイパシフィック大学 $28,800
ハワイ大学マノア校 $11,304
ハワイ大学ヒロ校    $7,344
カピオラニコミュニティカレッジ $3,144
ホノルルコミュニティカレッジ $3,144

1年間フルタイム学生ということは、2セメスター制で24クレジットとなります。
UHマノア校は1クレジットあたり$471、対してコミュニティカレッジは$131ですので、コミュニティカレッジに通う事がいかに節約できるか容易に想像出来ると思います。

州立のハワイ大学(UHシステム)は私立大学と比べて学費が低いですが、州外の学生となると学費は2.5倍強に跳ね上がります。
そして、「学費計算上の居住者ルール」が明記されており、たとえ「ハワイに住んで」いてもこのルールの対象者外になった場合は州外学生向けの学費が適用されます。

FAFSA アメリカの連邦学生助成金制度

アメリカの学費が高いことはとても有名ですが、その為連邦による助成金制度があります。
この書類を提出しておくことはとても大切で、奨学金などの制度を利用する際にもこの書類が提出されていることが条件となる事があります。
アメリカ暮らしのファイナンシャルプランニング様によるFAFSAの記事です。

申し込みはオンラインで出来、非常に簡単です。以前はタックスリターンの書類上の数字などを入力せねばなりませんでしたが、現在はIRSと連携されているためソーシャルセキュリティナンバーを入力するだけで済むようになりました。(ただし既にタックスリターンが完了している場合に限る)

政府によるタックスクレジットなどは最低12クレジットを取る生徒でないと適用されないことから、私はこの制度も無理だと頭から決めてかかっていました。しかしTRiO-SSSというプログラムに加入している私は、そこのスタッフがフォローアップしてくれたお陰で6クレジットから対象になることを知りました。

現在は大学サイドでの書類審査とフェデラル側の書類審査が通り、リファンドが実行されるのを待っている状況です。

人生の先輩

私はTRiOのメンバーである為、学生チューターが私の登録作業を手伝ってくれました。彼女はなんと今年75歳で、今年大学院を卒業予定。大学に通い直し、学びを続けているそうです。彼女の娘さんも別の大学に通っている最中だそうで、年下の学生や母親と同年齢の学生の友達が出来ていると言っていたそうです。年齢を越えて繋がりあえる友達が出来るなんて、素敵ですよね。

学びたいから、学ぶ

現在私は、英語が第一言語でない学生が受けなくてはならないESLというクラスを受講しています。大学編入を視野に入れているため、次のセメスターではESL100ではなくEnglish100を受講する予定です。

大人になってから大学へ通う場合、キャリアに繋げるような学び方をする人が大半ですが、学びたいから学ぶのも良いのじゃないかと考えます。
現在はやりたい事をしているからか、勉強のストレスも楽しく感じられています。これから先、勉強が難しくなってくるとどうなるかちょっと心配ですが、あまり気負わず我が道を進もうと思っています。


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