私が国内結婚&離婚、そして国際結婚&離婚から学んだ事などを、「マカラニの結婚物語」というシリーズでお伝えしています。#12 やっと働ける!~労働許可証~の続きです。
同じような悩みを抱えている方がおられたら、この記事が何かのお役に立てれないかなと思い、勇気を振り絞って全てを曝け出しています。
必要な人にこの情報が届きますように。
私は、採用されたその会社では経理を担当していました。
主に現金商売でしたので、毎日銀行に現金を預けにいかなくてはなりませんでした。
でもそのおかげで、取引先銀行の支店長と仲良くなりました。
ある日、銀行に訪れると彼女が声をかけてきました。
「マカラニ、元気?最近どう?」
「実は夫が離婚したいと言い出したの。私には頼る先もないし、どうしたら良いんだろう。誰か弁護士を知ってるなら紹介してほしいな」
思わずそう相談すると、すぐに目の前のPCで何かを検索しだした彼女。
「移民の助けになってくれる弁護士団体だから、すぐに連絡してみたら?」
とプリントアウトして持たせてくれました。
そこにはリーガルエイドとその電話番号が載っていました。
私は離婚のサポートを探すため、藁にもすがる気持ちで、早速、会社のお昼休みに電話をしました。
ハワイのLegal Aid はこちらhttps://www.legalaidhawaii.org
しばらくするとやっと電話が繋がりました!
電話の応対をしている担当者から色々な事を聞かれて、挙句には「あなたの場合はDVだと思う。今から別団体と電話カンファレンスで判断してもらうのがベストだと思う」と言われました。
仕事中でもあったし、思いがけない展開だったので、電話を切って改めたいと申し出ると
「Sweetie、状況がわかってないと思うのだけれど、あなたはとてもラッキーなんだよ。通常だと電話が繋がってから順番にケースにして貰えるまで3ヶ月待ち。だけれどあなたの場合、もうすぐInterview(グリーンカード申請の最終段階のインタビューのこと)になってしまうのと、相手がその前に離婚を言い出しているから、タイミングがとても重要なの。なので私はDV団体に、あなたの状況を今すぐ判断してもらおうと思ったのよ。もちろん、あなたの事だから、全てあなたが決めていい。でもこの電話を一旦切ったら、おそらく3ヶ月後になる事を覚えておいてね。」
その為、電話を繋いだまま一旦会社に戻り、マネージャーに状況を軽く説明して、アセスメントを受けました。
合計としては2時間余りもの長い時間でした。
この時、マネージャーのおかげでこんなに長いアセスメントを受ける事が出来ました。彼には感謝しかありません。
アセスメントの結果、精神的虐待の被害者であると認定されました。
#14 いよいよグリーンカード(永住権)のインタビュー!?へ続く