#11 激しくなる精神的虐待~自殺未遂

私が国内結婚&離婚、そして国際結婚&離婚から学んだ事などを、「マカラニの結婚物語」というシリーズでお伝えしています。#10 永住権申請が一時ストップの続きです。

同じような悩みを抱えている方がおられたら、この記事が何かのお役に立てれないかなと思い、勇気を振り絞って全てを曝け出しています。
必要な人にこの情報が届きますように。

その頃、私は仕事ができない間、英語のブラッシュアップがしたくて無料のアダルトスクールに通い出していました。(アメリカでは、市民権保持者や永住権保持者以外は、働くのに労働許可証が必要です。ビザの申請中は、労働許可証が発行されるまで働くことができません。)

そこでは、家族や配偶者と今日受けた授業に関して話し合うと言う宿題が毎日出されていました。
そんな夫婦で話し合うような時間なんて、まず叶わない私は、毎日とても切なかったです。

ある夜、彼の機嫌がとてもよかったので今日はこんな事を習ったよ、と話してみました。
その時は何事もなく過ぎましたのですが、数日後、彼の機嫌が悪い時に「学校へ行ったってろくなことも習わない。お前に必要なのは教養だ。そんな学校などもう行くな。許さない。家でじっとこの結婚のためになる勉強をしていろ。1歩も外へ出るな」と言われました。

またある日には、今日何をしていたか聞かれたので散歩をしたよと言ったところ、その数日後に「この結婚のために何の努力もせず、散歩に行っていたとはこれまた優雅な御身分だ。お前は俺に迷惑ばかりかけて良いことは全くない。少しくらい努力をしたらどうだ。俺を怒らせてばかりいて、お前は一体何様だ。」とも。

機嫌の良い時に少しでも話そうものなら、それを全て記憶して機嫌が悪い時にその話を元に虐待をすることが分かってきても、どの話がそうなるのか全く先が分からず、どうして良いか分からない日々が続きました。

これ以上は書きませんが、2−3日ごとに激怒することが続き、どんどん状況は悪化して行く状況でした。更には、自宅軟禁状態にもなりました。
勇気を振り絞って冷静に気持ちを伝えると、彼も悪いと思うのかその瞬間は穏やかになるのですが、その後100倍になって嫌味を言われたり怒鳴られたりして、結果として私が全て悪者となっていきました。

そうこうするうち精神的にも肉体的にも、身動きが全く出来なくなっていきました。苦しかった。
それでも、私が悪いのだと思ってしまっていました。それほどに彼は口がうまかったし、心理的に人をコントロールするのに長けていました。これがアビューサーです。

ある日、「もう苦しい、自殺したい気持ちだ」と言うと、「よくもそんなことを。俺こそ自殺したい。こんなに俺を苦しめて!」と言い返されました。
この言い返し方も、実はアビューサーの常套手段だそうです。
とにかく、私は自分が最低の人間なのだと思い込むようになりました。
実際に自殺しようとした事も2度ありました。

そんな中、その年の暮れにやっと労働許可証が下りました。

#12 やっと働ける!~労働許可証~へ続く

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