#15 VAWAによる自己請願 ~永住権~ と家出

私が国内結婚&離婚、そして国際結婚&離婚から学んだ事などを、「マカラニの結婚物語」というシリーズでお伝えしています。#14 いよいよグリーンカード(永住権)のインタビュー!?からの続きです。

同じような悩みを抱えている方がおられたら、この記事が何かのお役に立てれないかなと思い、勇気を振り絞って全てを曝け出しています。

必要な人にこの情報が届きますように。

永住権のインタビューの受付で、嘘を言ってしまった私。
彼がその日に通院した記録などあるわけもなく、リスケジュールもしませんでした(出来なかった)。ネットでその時の私の状況を調べると、私はインタビューが行われるはずの日から1ヶ月で国外追放になるとありました。

彼も、私が国外追放になると思っているようでした。
「国外追放で出て行かないといけないまで居ていいよ。家を借りたり出ていかなくていい。
帰りの飛行機代は出してあげるから、心配いらないよ。」などと言っておりました。

VAWAというのはViolent against wemen’s actという法律です。
結婚による永住権申請をすると、移民(このケースだと私)は労働許可が降りるまで働くことが出来ません。その為もあり、婚姻による移民は虐待を受けるケースが高いのだそうです。
そのための移民被害者を守る法律です。Womenとありますが、男性も受ける事ができます。

面接だったはずの日から少し経って、彼は親戚と海外旅行すると知らせて来ました。
その間留守を守ってほしいとも。

私は心を決めました。
私のサポートがしたくないと言った人と、これ以上一緒の空間にいたくはない。
面接も拒否されたのに、一緒に住んでいるこの状況は何かおかしい!
このまま1ヶ月間も、薄氷をふむような気持ちで毎日過ごしたくない!

すぐさまアダルトスクールでクラスメイトだった友達に、誰かルームメイトを募集していないか聞きました。ちょうど彼女の知人が新しくルームメイトを募集しているとのことで、部屋も見ずにすぐに契約しました。

彼が旅行に出かけた後、すぐにUberでその部屋へ荷物を少しずつ移動しました。
そのアパートは小さな2DKで、私が使う部屋は入り口のそばにある4畳半ほどの部屋でした。
お金も尽き、最終的には日本にいる友達の友達が助けてくれました。

彼女には本当に頭が上がらないです。
彼女も虐待の被害者でした。そのためもあり、彼女の言葉が心に染み渡って本当に救われました。

なんだかんだ言っても、1年間住んだ場所。
彼が帰ってくるその日の朝まできっちりと留守を守り、全て綺麗に掃除をしました。
そして後で問題にならないように証拠の為に家中の写真を撮り、鍵を置いて家出をしました。

#16 VAWAその2と離婚に続く

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