アメリカで更年期と向き合う

ストレスと更年期

女性は、個人差はありますが50歳前後で閉経を迎え、
この閉経を挟んだ前後10年間(一般的に45~55歳前後)を更年期と呼びます。

年齢を重ねるごとに卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急激に減少することで
ホルモンバランスが崩れ、心身に様々な不調が現れる人もいます。

更年期の症状はエストロゲンの減少だけでなく、心理的な要因(ストレス)なども複雑に関与するため、個人差が激しく全身のあらゆる箇所に現れるそうです。
脳の視床下部から女性ホルモン分泌の指令が出るのですが、ここは精神状況に大きく影響を受けます。
強いストレスを受け続けて心が弱っていると、ストレスの影響をモロに受けてしまい、女性ホルモンの分泌が大きく崩れてしまいやすくなるそうです。

私の場合、47歳で結婚の約束をした直後に電話で別れを告げられたフィアンセと話をするために、ハワイにやってきました。
会えるかどうかもわからない不安な渡米でしたが、彼の言い分が逆転し結婚することとなりました。
その後はほぼ3日に1度はとても怖い思いをするような、精神的虐待を1年間受け続けました。
私の結婚に関する詳細は、マカラニの結婚物語 その1をご覧くださいね。

常にそんな高いストレスにさらされていたからか、
自分の身体の状態をずっと無視するような生活をしていたからか、
今まで生理痛もほとんどなかった私が更年期の症状に悩むこととなりました。

アメリカで買えるおすすめサプリメント

病院で先生に相談すると、症状はホルモン療法をするほど重篤でないとのことで、
ブラックコホシュというハーブを薦められました。これはアメリカではポピュラーなハーブの様です。
しかし、この成分は長期使用すると肝機能障害が出る人がある場合があると、厚生省の記事で知りました。
海外におけるブラックコホシュの利用に関する注意喚起について
ナチュラルな成分であっても、危険なものは結構ありますので注意が必要です。
海外での生活の場合、アメリカだとアジア人はマイノリティですので余計に気をつけたいものですね。

一方、大塚製薬のエクエルは大豆イソフラボンを乳酸菌で発酵させたエクオールという物質が摂取できる、世界初の商品だそうです。
この製品に関して日本にいた時から評判を聞いていたので、安心して試してみました。
効果が出るまでに2ヶ月ほど時間がかかりましたが、ホットフラッシュが減りました。
しかし効果が出ない人もいる、と公式サイトに記載がありました。
どうも腸内細菌のバランスにより、効果が出ない場合があるらしいです。
アメリカ在住の方へ。大塚製薬エクエルはこちらで買えます。
エクエル日本公式サイトはこちら

であるならば、腸内バランスを整えつつ他のサプリメントを摂取することでも
更年期の症状は抑えられるのではないかしら?と考えて試したのがこちら。
Estrovenはこちらで買えます。
エストロヴェン公式サイトには各製品の成分表が載っていますので、
ブラックコホシュが入っていない製品を確認することができます。
上記リンクの製品は「Estroven Complete Multi-Symptom」という製品で、
ブラックコホシュは含まれていません。
私は普段からカフェインを控えていますが、この製品はカフェインを含む緑茶エキスも含まれていません。
エストロヴェンは私に合ったのか、すぐに効果が出てホットフラッシュはほぼ気にならなくなりました。

筋トレと女性ホルモン

筋トレを行うことで、筋肉が動かされるため、全身の血流が促されます。
血液は全身の細胞へ酸素や栄養を送り、細胞活動を活性化させるため、内臓機能が高まるそうです。
女性ホルモンと関係の深い子宮や卵巣などの生殖器官も正常に作用し出すので、女性ホルモンバランスが整いやすくなると言われています。
しかし、過度の筋トレは体に疲労を溜め込んでしまい、かえって女性ホルモンのバランスを乱してしまうそうです。

私は腰を痛めてしまったり、車両事故にあったりしてから運動不足になっていました。
そこで始めたのが、ピラティスとヨガです。
ヨガだけだと、なかなかコアマッスルが育ってくる感覚がなかったのですが、ピラティスを加えたことで
もう一度フラを踊る事が出来る様になりました。

瞑想と更年期

人は元々、「ネガティブ」な発想をしてしまう生き物です。
ただそれをそのままにしておくと、現代では生きにくくなってしまいます。ネガティブな思考回路がデフォルトとなってしまい、余計にストレスを生み出してしまいます。
そんな状況を打破するにも、瞑想はとてもお勧めです。

ネガティブな思考回路がデフォルトとなっている場合、ずっとマイナス思考がループ状態で続いてしまい落ち込むような状況を悪化させてしまいます。この癖を止めるのと瞑想時に「無になる」のとがほぼ同じ手法なので、瞑想がネガティブ思考の反芻を止めるのに効果があるという事になります。
クライアント様から「無になる」まで集中することが難しいというフィードバックをいただく事が多いのですが、いきなり「無になる」必要は全くありません。例えば「息を吸う」「息を吐く」事に意識するだけで大丈夫です。そして、違う事を考えてしまったら、「違う事を考えている」という事に気づき、それを「止め」て、意識を呼吸に戻す事をします。

まとめ

体調が崩れると、病気ではないか?という視点から考えがちですが、私は運動や食事、心と体のバランスが取れているかという視点を持つことが、年齢を重ねるとより重要になる事に気づきました。
幸せに生きるためには、心と身体の声を聞くことが大切ですね。

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