#14 いよいよグリーンカード(永住権)のインタビュー!?

私が国内結婚&離婚、そして国際結婚&離婚から学んだ事などを、「マカラニの結婚物語」というシリーズでお伝えしています。#13 天の助け~リーガルエイドとの出会い~からの続きです。

同じような悩みを抱えている方がおられたら、この記事が何かのお役に立てれないかなと思い、勇気を振り絞って全てを曝け出しています。

必要な人にこの情報が届きますように。

夫が離婚を言い出してからしばらくすると、彼はなぜか落ち着き出しました。
この小康状態を保ちたい私は、彼の機嫌を損ねない様に気をつけて行動し、こちらからしゃべったりしないように気をつけました。その結果、普通?の穏やかな毎日が送れるようになって来ました。

グリーンカードのインタビューの日が決まったとの連絡があったのもこの頃。
彼も喜んでくれて、その姿を見た私はもう一度彼を信じてみようと思ってしまいました。

その後、また大きな喧嘩(というか、一方的激怒)が発生。
「面接なんか行かない。日本へ帰れ!」と言われ、また家庭内別居が始まりました。

一体どうしたら良いか途方に暮れましたが、出て行けと言われたのでクレイグスリストなどで部屋を探し始めました。
ある日曜日の朝、出かける用意をしていると彼が「なんのための支度だ?」と聞いてきました。
アパートの内見だと言うと、私の格好が内見に相応しくないと文句を言い出して、結局その日は内見はおろか、なぜか外出不可となりました。
もう、日本に帰る以外に選択肢はないような状況に追い込まれていきました。

そうこうしているうちにグリーンカードの面接日の一週間前となってしまいました。
すると彼が「家庭にはいろんな揉め事がある。それはその家庭それぞれ。うちはこんな形なんだ。だから、面接に行こう。”こんな感じでよく喧嘩していますが、これが僕たちの夫婦の姿です” と見せよう。」と言い出しました。
そんなので面接って合格出来るのかなと思いはしましたが、実際私たち夫婦の姿はその通りだし、彼を信じてこのまま進めることとしました。
リーガルエイドによるサポートは、既に彼を信じる決断をしていたので一旦中断していました

そしていよいよ面接当日。
面接の時間は朝早い8:30AMでした。

いやに早く起きて来た彼は私が寝ていた部屋にやってきて、こう言いました。
「申し訳ないけれど、自分の気持ちに嘘はつけない。面接には行きたくない。君をサポートしたくない。」
「….分かった。」
私は頭が真っ白になり、やっと一言そう言いました。
彼は私が怒り狂うとでも思っていたのか、拍子抜けしたような表情をしていました。

私は頭が真っ白な状態のまま、とにかく面接へ行かねばと支度をして出かけました。
そして面接会場がある建物の前に座り込み、面接の時間になるまでリーガルエイドに電話をし続けました。残念な事にリーガルエイドの受付は9:00AMからで、伝言しか残せませんでした。

どうして良いかわからなかった私は、面接の時間になると移民局へ行き「夫が今朝、病気になってしまいました。」と嘘を言いました。 
もちろん結婚ベースの永住権の面接のため、スポンサーなしでは面接は受けられませんでした。

どうして良いか、これから私はどうなるのか頭が全く回転しないまま家に帰宅。
彼は休みをとっていたので、家にいました。
私は彼と目も合わせず、家庭内別居をしていたゲストルームに戻りました。
普段はかけるな、と言われていた扉の鍵をかけてそのままうずくまり、じっと固まっていました。

すると、リーガルエイドの弁護士から電話がかかってきました。
泣きながら状況を伝えると、
「典型的なアビューサーの行動ですよ。心配しないで。実はそうなると思っていました。
あなたが望むなら、VAWAで自己請願でグリーンカード申請を進めましょう。」と言われました。

#15 VAWAによる自己請願~永住権~と家出に続く

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