私が国内結婚&離婚、そして国際結婚&離婚から学んだ事などを、「マカラニの結婚物語」というシリーズでお伝えしています。#7 婚約破棄と話し合いの続きです。
同じような悩みを抱えている方がおられたら、この記事が何かのお役に立てれないかなと思い、勇気を振り絞って全てを曝け出しています。
必要な人にこの情報が届きますように。
彼と結婚時期について話し合い、1ヶ月後の7月にすると決めて両親や親友に伝えました。
初めての出会いの場の、プライベートクラブで小さな式を執り行うことを決めました。
次に、二人でマリッジライセンスを取得しに出かけました。(アメリカでは、結婚するにはマリッジライセンスと呼ばれる結婚許可証が必要です。)
そこでは、過去の結婚歴を問われるのですが、なんとそこで、彼は過去に3度結婚していた事が発覚。
私は、3人目の妻と聞いていましたので耳を疑いました。
その場を後にして彼に聞き直してみると、やはりそうだとの事。曰く、3人目の妻は1年ほどの短い期間で、しかもとても酷い思いをしたため言いたくなかったと。
今更とやかくいっても仕方がない、と思ってその場は黙って聞いていました。
その後、実際に結婚するまでのたった1ヶ月の間になんと2度も彼から「結婚はやめだ、婚約破棄だ!」と言われました。
今こうして書いているとなんとも馬鹿らしいと思えるのだけれど、その当時の私は親や親友たちになんと言っていいか、申し訳ない思いでいっぱいでした。
彼らは式に出席する為に旅行の予約をし、もうキャンセルは効かない為どちらにしてもハワイへ来ると言ってくれていました。
彼に親や親友たちに結婚キャンセルの事を伝えた、というとなぜ言ったのかと激怒。(普通言うよね?)
言い返すことは禁止だった(以前に言い返した時に大変な目に遭い、口答え禁止令が出た為です。)ので、この頃から時間を置いて気持ちを伝える様にしていきました。(これも結果としては無駄でした)
式の一週間前、やはり結婚しようと言われました。
この頃はもう精神的に疲れて来ていました。感情のジェットコースターに振り回され、常に頭の中が霞がかかった様で何も集中する事が出来なくなっていました。
こんな1ヶ月だったので、結婚式に向けて全く何も用意できずにいました。到着した親友たちに手伝ってもらって、なんとか列席者用に小さなギフトを用意。
私たちは再婚同士なので、小さな式とパーティーにしようと話し合っていました。
彼は両親が他界していて親代わりの叔母夫婦に列席してもらうと言っていたけれど、蓋を開けてみるとなんと20名ほどの列席者を招待していました。対して私は母と叔母、従姉妹一人と親友2人でした。
#9 永住権の手続き ~グリーンカード~へ続く