#12 やっと働ける! ~労働許可証~

私が国内結婚&離婚、そして国際結婚&離婚から学んだ事などを、「マカラニの結婚物語」というシリーズでお伝えしています。#11 激しくなる精神的虐待~自殺未遂の続きです。

同じような悩みを抱えている方がおられたら、この記事が何かのお役に立てれないかなと思い、勇気を振り絞って全てを曝け出しています。

必要な人にこの情報が届きますように。

日頃から、彼に経済的に迷惑をかけていると言われ続けていた私。
遂には日常の買い物も彼と一緒でないとお金を出してくれなくなり、生活費を私に渡してくれない状態になってしまいました。

アメリカではビザのステータスによって仕事ができない場合があります。
私の場合は永住権の申請途中でしたので、労働許可証がないため働く事は出来ませんでした。
そうしているうちに、2017年の年末に労働許可証が発行されました!

これである程度自由に外に出られる!
お金を稼ぐ訳だし、絶対OKしてくれるはずだ!

そう思って早速働きに出ていいか聞いたところ、家事に支障を来さない程度ならば良いと言ってくれました!(改めて思い返すと、アメリカ人なのにどれほど昭和な感覚の持ち主なのだろうとびっくりします。しかしその時は「ザ・日系ハワイアンだな」と思っただけでした)
パートタイムをメインに就職活動をしていたのですが、決まったのはフルタイムの仕事でした。

彼にも家庭の事はちゃんとするからと承諾してもらって、次の年に入ってすぐに就職しました。会社は家から歩ける距離だったので、彼が機嫌が悪くて送ってくれない日でも自力で帰って来られたのが助かりました。
(でも実は治安の悪い場所だったので、早く暗くなる冬の仕事終わりはちょっと怖かった)
やっと息が出来る感覚でした。働いている時間とはいえ、家庭から離れた自分の時間。しかも自分で稼げることはありがたかったです。

しかしこれに先行して、経済的なアビュース/虐待が始まりました。日々の食材などの生活費が一切貰えなくなりました。

また働きだしてからは、私と一緒に寝るのも嫌だと言われました。
私はソファが置いてある小さなゲストルームで、床に薄いマットを敷いて寝ていました。
ブランケットや布団などの予備は無かったので、バスタオルを被って寝ていました。
彼の機嫌が直ると、寝室で寝て良いと言われては寝室に戻る毎日でした。

この頃、「ネットで調べ物をするな」とか「親にも連絡をとるな」とか、いくら何でも少しおかしく感じ出しました。(彼曰く、私がこのように育ってしまったのは親の責任で、そんな親とは連絡を取るなという理論でした)
すると、私の変化を感じ取ったのか彼はとうとう「離婚だ」と言い出しました。

#13 天の助け~リーガルエイドとの出会いへ続く

スーパーマーケットの店内で泣く女性
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